アイサンテクノロジー株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:加藤 淳)は、京都スマートシティ推進協議会※1を代表とする共同体で、2025年2月27日に自動運転の実証実験を行いますのでお知らせします。
これは、デジタル庁より受託をした「複数モビリティの分散協調運行のための基盤構築に関する実証調査研究」※2により実施するものとなり、異なる事業者が提供する自動走行車両による空間情報の共有、協調制御の実装に向けた運行管理・事業体制を検討いたします。
今回の実証実験は、各種モビリティの分散協調連携を進めることを目的としています。
さまざまなモビリティが協調運行に必要不可欠な位置情報の一元化を目指し、効率的かつ安全な運行を支えるための「位置情報連携基盤」について構築を行います。
さらに、「4次元時空間情報基盤(空間ID)」の導入が検討され、時間軸を含む立体的かつ動的な位置情報の利活用も期待されています。
1.実証日時及び実施スケジュール
2025年2月27日(木)10:00~15:30
2.実施体制・役割
一般社団法人京都スマートシティ推進協議会 | 事業全体の企画 |
株式会社Keigan | ロボット提供 |
NTTコミュニケーションズ株式会社 | 運行システム構築・データ連携基盤の追加構築 |
TOPPAN株式会社 | 運行システム構築 |
アイサンテクノロジー株式会社 | 車両提供・位置情報連携基盤構築 |
株式会社FUTURE | ロボット提供 |
ソフトバンク株式会社 | 通信インフラ等の要件検討 |
ダッソー・システムズ株式会社 | デジタルツインシミュレーションの検討 |
詳細はこちらをご覧ください。
【参考】
※1 一般社団法人京都スマートシティ推進協議会について
ICT 等の最新技術を用いることにより、都市地域の機能やサービスを効率化・高度化し、生活の利便性や快適性を向上させるとともに、持続的に発展する新たな社会システムとイノベーションを創出し、スマートシティの実現を目的として設立された団体です。
※2 複数モビリティの分散協調運行のための基盤構築に関する実証調査研究について
新たなモビリティサービスの社会実装に向けて、複数のモビリティが分散協調して安全・円滑に運行するために必要となるシステム全体のアーキテクチャ、共通データ基盤の仕様等について、サービスロボットによる実サービスを想定したユースケース実証を通じて調査・分析を行います。